毛髪は十人十色、百人百様、つまりみんな違っているのです。人工毛もそれに合わせるように、さまざまに進化してきました。毛髪の性質は、大きくは「かたさ」、「太さ」、「ウェーブ感」の3つの基準ではかることができますが、かたくて太い毛や細くてやわらかい毛など、性質の異なる人工毛が次々に開発されています。それらの人工毛に光沢のムラなどの自然昧を加えることにより、人毛と見分けがつかなくなるほどの質感を生みだしています。また、人工毛は形状記憶のウェーブ加工が施せるので、スタイリングがくずれにくい髪質に仕上げることも可能になりました。
ウィッグを作る場合、人工毛や人毛一本一本の質感を追求すると同時に、ウィッグ全体としての質感をアップすることも重要になります。ここで、あなたの髪質をちょっとチェックしてみてください。ひとりの女性の髪にも、いろいろなタイプの毛が含まれています。
「癖のある髪」「やわらかい猫っ毛」と漠然と思っていても、実際に髪の毛を調べてみると、意外にまっすぐな毛やかたい毛も含まれていることに気づきませんか。全体の髪質をイメージづけているのは、最も比率の多い毛髪であって、実は、いろいろなタイプの毛髪が混ざりあってこそ、自然な髪といえるのです。
