ウィッグにとって、髪の「色」は質感と同じくらい欠かせない重要な要素です。昔からよく言われる「黒髪」も、ひとくちにいえないくらい、よく見れば赤みがかった黒や青みがかった黒など微妙な違いがあるものです。
また、ひとりの女性の髪の色も決して一色ではなく、茶系から黒系まである程度の色の幅があります。さらに毛髪一本だけを見ても、先端と根元では色味が遣うことも少なくありません。白髪が混じる場合やカラーリングをしている場合は、ますます複雑な色合いになるでしょう。
現在、ウィッグに使用される人工毛のカラーバリエーションは、数えきれないほど豊富です。上質なウィッグは、一本一本を染めた毛髪を2種類以上ミックスさせることで、自然な色合いに仕上がっています。また、白髪の混じった状態やメッシュも同じように、いまでは思い通りに作成することが可能です。
